横濱ワイナリー株式会社(2019年4月1日に社名変更。旧:スタイル・ジャパン・アソシエイツ合同会社(本社:横浜市中区山下町))が運営する横浜唯一の果実酒醸造場「横濱ワイナリー」では、昨今の環境問題への関心を高めるために、リユース瓶を促すアクションを次の醸造シーズン開始まで、期間限定で実施する。

横濱ワイナリーは2017年横浜に誕生した果樹園を持たない都市型ワイナリー。国内各地からブドウを買いつけ日本ワインを横浜で醸造し販売している。(横浜市内はもとより神奈川県内ではワイン用ブドウの栽培がほぼ行われていない)。

3シーズン目を迎えるにあたり、ガラス瓶のリユースを促進するアクションを奨励する。具体的には、自身で容器を用意してワイナリーにワインを汲みに来る「マイボトル」の奨励だ。ワイナリーでは液体を保管するのにはガラス容器を推奨している。また、ワイナリーで購入したワインの空き瓶を再利用することも奨励している。希望者には蓋付きのスイングボトルも有料で用意しており、それを利用することも可能だ。

(タンクから瓶に直接組む体験もできる。)      スイングボトルも用意。

ワイナリーでは森林資源問題に配慮し、コルク栓ではなくスクリューキャップを使用している。スクリューキャップは瓶ネックに残されたキャップを外すのが手間で、リユースにしづらい課題がある。ワイナリーでは専用のスクリューキャップ外し器具を常備しており、店頭で外すことができる。

「スクリューキャップを外さずに瓶の中を熱湯などで洗浄して持参ください。捨てる手間よりワイナリーへ持って来るメリットを感じてもらえればと思う。資源の再利用を製造元で促すことができれば、気持ちよく次の購入につなげられるのでは。」と代表の町田佳子氏は語る。

昨今、ゴミの分別が整備されてきたため、資源のリサイクル率は高まっている。回収されたガラス瓶は高熱処理により約70%(2018年数値)がガラス瓶に再生され、残りは建築材料や土木材料などとして加工される。その際、燃焼エネルギーとしてCO2排出が伴ってしまう。ガラス瓶については、その洗浄能力の高さ、丈夫な強度という観点から、洗浄しリユースすることで、瓶の再生処理回数を減らし、CO2排出量を抑えることができる。ガラスが貴重な素材だった戦後昭和の時代は、瓶を洗浄し再度中身を入れて利用する「リユース」が一般的であったことはまだ遠い過去の話ではない。

空き瓶を再生利用にまわすということは、ワインが売れる分だけその再生利用にまわす量が増えるということにつながる。当然結果としてCO2排出量増につながる。たった一回のワイン充填で瓶を砕いて再利用しなくても、再度洗浄して使用することに抵抗がなければ、リユースを促進できるのではないか。

横濱ワイナリーでは、瓶をリユースすることのメリットとして、リユース瓶利用者に、醸造タンクからの直汲みをおこなっている。つめたての生ワイン(無濾過・火入れをしていない)は、日々風味が変化し、ワイナリーでしか味わえない。普段は入れない醸造場にあるタンクから自身で瓶詰めする体験も実施中。

「小さなワイナリーでリユースできる量は限られるが、製造会社の持続可能な社会への取組みとして、小さな一歩を踏み出したい。消費者が身近にいる都会にあるワイナリーだからこそできるアクションを、広めていきたい」

*同時に、ワイナリーで購入したワインボトルの回収も行っている。

<本件に関する問い合わせ>
横濱ワイナリー 担当:町田佳子
TEL 090-3960-1522 (携帯)   mail: ask@yokohamawinery.com
横浜市中区新山下1−3−12  tel:045-228-9713