チャレンジ! リターナブルびん回収 どのくらいできるか?

 

現在の状況

  2021年1月1日-2月15日現在

  流通数 295本  回収本数  12本

 

【電動バイクによるリターナブル商品の個別配達と回収】

〇リターナブルびんとは

リターナブルびんとは、返却、洗浄、詰め替えをすることによって何度も使用できるガラスびんのことをいい、1回だけ使われるワンウェイびんに比べて、その環境負荷はCO2排出量に換算すると約半分になります。昔からビールびんや牛乳びんなどがリユースされてきましたが、容器や飲料の多様化、まとめ買いから店頭でのバラ買いへの変化などにより、その流通量は2004年から2019年までの15年間で半分以下に減少しました。一方で、ガラスびんのリサイクル率もこの10年間は70%前後で推移していますが、平成28年からは減少傾向にあり、持続可能な社会を目指すうえでは新たなアクションが求められているのではないでしょうか。

国内に流通する全酒類のうちワインの割合は4%程度に過ぎませんが、製品のほとんどをガラスびんに詰めるワイン製造者にとって、リターナブルびんの使用によって環境負荷を低減することは重要な責務だと考えています。

〇「横浜」の横濱ワイナリーだからできること

370万人以上の人口を抱え市民が愛着を持つ横浜市。その市民生活の真ん中でワイン造りを体感し、ワインを飲んでいただきたいという想いで、横濱ワイナリーは生まれました。

リターナブルびんが環境負荷の低減するためには、一定の回収率を確保しすることと輸送距離をできるだけ短くすることが必要です。生産と消費の場を同じ横浜とする横濱ワイナリーのワイン造りは、環境負荷を低減するための条件が揃っているのです。さらに、横浜市は平成30年に国によるSDGs未来都市に選定され、環境・経済・社会的課題の同時解決を目指しており、循環型社会に向けた機運が高まっているところです。

このことから横濱ワイナリーでは、お近くに住む消費者の皆様には、直接かつ確実に配達・回収する方法を選びました。さらに電動バイクを使用することで、走行時のCO2排出量を4割から5割低)し、住宅街でも排気ガスや騒音のない作業を実現します。

 

*このアクションは横浜市SDGs bizサポート補助金の助成を受けています。