4月28日(日)はブドウ畑作業のため、臨時休業いたします。

能登半島地震、全壊被害のハイディワイナリーの状況について

能登半島地震、全壊被害のハイディワイナリーの状況について

【能登半島地震 飲んで応援イベント】ハマワインペアリングディナー@勝烈庵、参加者募集!

を、3/23(土)に勝烈庵馬車道本店で行います。当日は弊社ハマワインだけではなく、ハイディワイン楽しめます。またワインの予約販売も行います。ハイディワイナリーみなさんへのメッセージも集めます。横浜で応援の輪が広がっていることが、能登での力になるはず。皆様のご参加をお待ちしております。↑タイトルからリンク

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3/2(土)、ハイディワイナリー代表の高作さんが横濱ワイナリーに来店。大変な状況の中、横浜の親類に状況報告をしにいく途中で寄っていただいた。高作家は横浜出身の御一家。横濱ワイナリー立上げの際に力を貸していただいた経緯もあります。また、横浜市鶴見区にある總持寺の祖院である大本山總持寺祖院がある門前町にワイナリーがあることも、横浜と繋がっているワイナリーです。

2年ぶりの再会。変わらずの姿に少し安堵しました。ハイディのワイン販売を横浜で担っていただいているシュバル・デ・メールの新海さんも同席した。2時間ほどの間に地震発生当時のことや現状、今後のことなどを話したので、皆様に状況をお伝えします。

高作さんの話から、メディアの影響力は大きいなと感じました。北陸の中で被害が一番酷いのがハイディワイナリーだということもわかりました。報道で取り上げられないから大丈夫なんですね、というメールも多数受けているとのこと。しかしそれは真逆。記者が入れないほど被害が甚大で、メディアに対応ができる余裕がないほどの日々を過ごしてきたため、自社のH Pに僅かに状況を記すことしかできていないとのこと。

ご家族、スタッフのみんながとにかく無事だったことが何より。発生時の話は想像を超えます。鳴り響く津波警報。ワイナリーは小高い丘の上にあるが主要道路はそこから下に降りた海岸沿い。ひび割れた地面。鋭角に盛り上がった道路。隆起した海岸のおかげで津波の潮位が打ち消されたため津波の被害は大きくなかったそうです。

高作さんは当時ワイナリーの建物で作業中。それほど遠くない自宅にいた家族はワイナリーの裏山に続く山道を車で避難してきたそうです。家は傾き、なんとか脱出。その際、お母様は頭に怪我を負ったそうですが、気丈に振舞われて諸々対応していたとのこと。もちろん病院に行くこともできず、今はだいぶ回復されているとのこと。

当初は、そこまでワイナリーの被害はないと思っていたけれど、商品の破損は予想以上で、まだ全部を把握できていない。現在電気は復旧したが水道はいつになるか未定。年内ということも覚悟しているそう。

一家は金沢市内で2次避難生活を送っています。金沢市内で倉庫を貸してもらい、ワイナリーから販売できそうな商品を金沢に片道3時間かけて運びながら、配送業務がかろうじてできる体制が整えつつあるとのこと。スタッフも皆被災しています。皆で話し合い、13年かけて築き上げたワイナリー事業を今後も継続していく覚悟を決めたと連絡を受けた時、私に何ができるかを考え、残っている商品を現金化することが一番の支援と考え、横浜つながりの縁でのワイン仲間で販売免許を持っているシュバル・デ・メールの新海さんに相談し、今回のアクションを開始しました。金沢の倉庫から横浜へまとまった量の商品を送ってもらい、皆様の注文をとりながら横浜から発送を行なっている方法は、現地の作業負担軽減に大いに役立っているとのことで、しばらくはこの体制を続けていこうと思います。私も新海さんも資材など必要経費だけは賄いますが、利益はなしで動いています。

現地では並行してブドウ苗のメンテナンスも必須。殺菌剤や肥料散布など、大量の水が必要ですが、給水は生活用が優先。もちろんトイレも使えない。3月中旬の1週間で剪定作業を予定、北陸周辺の方達が応援に来てくれるそうで安心しました。こちらからも行きたいのですが、戦時下に近い状況、サバイバル能力がないと現状は厳しい。状況が改善してきたら、復興支援も兼ねて、有志で栽培のヘルプに行きましょう!

ワイナリーの建物は一見被害がないように見えるそうですが、家屋調査で全壊の判定。地面と建物の基礎部分が分断されており、いつ倒壊してもおかしくない状況。被災調査数が膨大なため、まずは全壊かどうかの基礎部分の判定だけが先行実施されている様子。自宅も傾いているため、住むことはできないが全壊判定ではなく、詳しくはいつ行われるかわからない第2次調査が行われるのを待たなければならない。調査は家屋から先に行われており醸造所は判定がまだ。今回の地震は、地面が隆起、陥没がひどく、地形自体が大きく変わってしまっている点で最近の他の地震とは問題がかなり異なっています。

国の支援策もまだ不透明。「ワイナリーの継続」はもう一度、一からワイナリーを再建することを意味します。膨大な借入金が必要になります。弊社ワイナリーを立ち上げる際に力添えいただいた高作さんなら、きっと大丈夫。長期戦だが、なんとか前を見て進んでほしい。壊滅的な被害を受けたワイナリーが復興し、再び栄える姿を共に見守りましょう!

皆様の支援と励ましの気持ちを伝えませんか。「がんばれ」と声をかけるだけではなく、現実的な応援を!ワインを飲む・購入することが一番の応援になるはずです。 (代表 町田)


◾️なぜハイディワイナリーを支援するか

◾️横浜で購入できるハイディワイン(シュバル・デ・メールのHPへリンク)

 

 

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